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【レビュー】安定感抜群!第5世代iPad専用キーボード一体型ケース「SLIM FOLIO iK1052」

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第5世代iPad専用設計の「Logicool SLIM FOLIO iK1052」を購入して2ヶ月ほど経ちましたので、レビューします。

元々、私は第5世代iPadをwebサイトや電子書籍の閲覧、Macbookのサブディスプレイ、カーナビ利用など、ほとんどビューワー目的で利用するために購入しました。 Macbookもあるので、そこまで高価なものは必要ないという判断です。

しかし、先日のiOS11が発表されてから、ファイル編集やドラッグアンドドロップができるようになったりと、iPadが一層PCライクに利用できるようになり、最適なキーボードを探していたのですが、第5世代iPad専用のキーボードの選択肢が少なく困っていました。

特にノートPC的に利用したかったのと、キーボードと本体が分離された状態で持ち歩くのが嫌いだったので、キーボード一体型ケース式の物が欲しかったのです。

そんな中、タイムリーにLogicoolから第5世代iPad専用設計として「SLIM FOLIO iK1052 Bluetoothキーボード一体型ケース」が2017年6月15日に発表され、クオリティが高そうだったので、Amazonで速攻ポチりました。

そして製品到着後、2ヶ月程度利用してみたところ、かなり使い勝手がよかったので、レビューしたいと思います。

なお、この記事も「iK1052」を利用して、9割方iPadから書いています。

開封の儀

さっそくですが、とりあえず開封の儀から。

f:id:Kou1600:20170830003243j:plain ▲開封前。スッキリしたデザインでいいですね。

f:id:Kou1600:20170830003259j:plain ▲蓋を開けてみました。

カバー部分がジャストサイズでスッポリ収まっています。

f:id:Kou1600:20170830003318j:plain ▲カバーを開いてみました。

カバーに傷のようなものがついているように見えますが、こういうデザインのようです。実利用では、iPad本体で隠れるので特に気にする必要なし。

f:id:Kou1600:20170830003354j:plain ▲早速、iPadを装着してみました。

さすが専用設計。ジャストサイズでしっかり装着できます。 電源ボタンやイヤホンジャック、カメラ、音量ボタン、Lightning端子、スピーカー部分のすべてもケースの穴から綺麗に出ていて、きれいにフィットしています。

f:id:Kou1600:20170830003424j:plain ▲タイピングモードにしてみました。

キーボードの上側に位置するマグネット部分に装着すると、右上の電源ボタンが青点滅し、本体の電源が入ります。マグネットもガチっと接着し、安定感が非常にあっていい感じです。

f:id:Kou1600:20170830003635j:plain ▲背面から見た感じ

f:id:Kou1600:20170830003709j:plain ▲横から見た感じ。 やや直角に近い感がありますが、利用上特に問題になりません。こういったキーボード一体型ケースではしょうがないですが、角度調節はできません。

あとはBluetoothペアリングを説明書にある通りサクッとして利用可能となります。

ペアリング作業のスムーズさは、「Smart Connector」搭載の純正「Smart Keyboard」にはさすがに勝てないですが、それでも手間はほとんどありません。

しかも一度ペアリングすれば以後はマグネットに装着すればすぐに使えるようになるため、全く問題なしです。

装着の仕方は、「タイピングモード」と「表示モード」の2種類あります。マグネットバーに置いた時のみキーボードが利用可能となるので、表示モードの時にはキーボードを誤って押しても反応しないようにできています。

f:id:Kou1600:20170830003948j:plain ▲表示モードでの利用

f:id:Kou1600:20170830004042j:plain ▲12インチMacbookと比較してみた。

うーん、さすがに比較対象を間違えたか・・・笑 しかし一見かなり分厚く見えますが、表示モードではソフトウエアキーボードの操作が前提であることを考えると、逆にこのくらい平面から浮いて角度がついている方が利用しやすいのです。

なお、Smart Keyboardにあるような「フォトスタンドモード」での利用はできません。

チャタリングが全くなく、SmartKeyboardと遜色なし。

かなり高速でタイピングしても、遅延などが全くなく、チャタリングが一切起きないです。 第5世代iPadは、「Smart Connector」を搭載しておらずBluetoothでの接続となるので、チャタリングについては最も不安だった点ですが、全く問題ありません。サードパーティ製とはいえ、さすが信頼と実績のLogicool製品!

これが「Bluetooth LE Advanced」の恩恵なのでしょうか。私はMacbook 12インチも利用していますが、それとほとんど同じ感覚でタブレットでも打てているのがすごい。

以前は「Logicool ウルトラスリムキーボードカバー TK710」を使っており、結構優秀でしたが、多少遅延があったりすることがありました。これは本当に全くといって良いほど遅延が発生しない。この記事の文字数は約4,500文字あり、ほぼすべてをこのキーボードで打ったのですが、一切チャタリングが発生しなかったです。

f:id:Kou1600:20170830004303j:plain ▲ついでに、上述したTK710と並べてみました。

キーボード仕様について

続いて、キーボードの仕様面を見ていきましょう。

打鍵感があり打ち心地は良好

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キーボードは英字配列のみとなっています。キーストロークは1.5mmであり、12インチMacbook(2015年の第1世代バタフライキーボード)や13インチMacbook Pro(第2世代バタフライキーボード)よりも深いと思われ、打鍵感があります。

このキーボードを利用したあとにMacbookのキーボードを打つと、キーストロークが浅くて疲れる感じがあります。

ガシガシ書くなら、もはやiK1052のほうが打ちやすいと思うくらいです。

また、キーピッチも17mmとフルサイズキーボードの19mmよりも若干小さめですが、元々iPadが9.7インチですし、特に問題にはなりません。

ただ、このようなBluetooth外付けキーボードにありがちですが、Commandキーが小さいのは目立ちます。 私はコピペ作業は左手だけで行なうこともあるのですが、このキーボードだとそれはかなり苦しく、両手で押してやるようにしています。

まぁ慣れればあまり問題にはならないというレベルです。

ショートカットキーについて

このキーボードはブラウザの戻る/進むなど、Macにあるような基本的なキーボードショートカットも利用することができます。

さらに、なかなか便利なのがiOSショートカットキー。

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左から以下の通りショートカットキーが存在しています。

  • ホームボタン
  • Siri
  • Spotlight検索
  • 言語切替(地球儀マーク)
  • オンスクリーンキーボード(主にキーボードにない記号入力時に利用)
  • メディアコントロール(戻る、再生/一時停止、進む)
  • 音量コントロール(ミュート、音量ダウン、音量アップ)
  • iPadのロック
  • Bluetooth接続
  • キーボード本体のバッテリーチェック

特にホームボタンとSiri、音量コントロールがあるのが便利です。これらを利用するのに、いちいち腕を上げて画面をタップする必要がなく、助かっています。

なお、日本語/英語切り替えは地球儀マークがファンクションキーにあり、こちらで変換可能です。個人的には手首を移動させなくても、中指を少し伸ばすだけで届く位置にあるので、左下にあるSmart Keyboardよりこちらのほうが押しやすいです。

また、iOSの設定により、CapsLockキーで変換することももちろん可能です。個人的にはホームポジションから小指でさっと押すことができるので、こちらをメインに切替しています。

バッテリーについて

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電池がなんと最長4年間も持ちます。(1日2時間での利用前提)。

純正Smart KeyboardはSmart Connectorによりそもそもバッテリー自体不要ですが、これだけ持てば電池が切れる前にむしろ買い換えるほうが先と思うので、バッテリーを気にせず利用することが可能です。

色々な環境で試してみた。やはり遅延なし。

私は、このブログを「Ulysses」というMarkdownエディタで下書きを作成していき、画像貼り付けや微修正をはてなブログで行ってから公開しています。

まずUlyssesで試してみましたが、UlyssesのiOS版のエディタとしての完成度の高さもあってか、Mac版で文字を打つかのごとくスムーズです。「Command+Bで太字」などの基本的なショートカットキーももちろん利用できます。

また、ブラウザの検索バーのような、Webフォームへの入力は不安定になる傾向がありますが、これもメモアプリに打つかのごとく文字打ちができ、全く問題ありません。まぁこれはキーボードだけの問題ではないですが。

そして、OSとしては、最新のiOS10.3と上述の通り、iOS11パブリックベータ版の両方で試してみました。

かつてiOS9では入力環境の仕様変更があり、Bluetoothキーボードにおける日本語変換の方法が変わるなどの問題が発生したことがあります。 しかし、ベータ版での利用とは言え、iOS11になっても入力方式は変わらずそのまま利用し続けることができましたので、ご安心ください。

欠点は?ガッチリとした作りであるがゆえの”重量”

全体的に完成度は高く、特に不満点はありませんが、強いていうなら、重いです。

全面カバーであり、しっかりした作りということもありますが、この製品だけで445gもあります。

iPad本体の(Wi-Fiモデル)の469gと合わせると、合計914gにも達し、もはや 12インチ Macbook の920gとほぼ変わりません。

一方で純正Smart Keyboardは本体全面を覆うようなフルカバーではないものの、重量はだいぶ軽いです。同サイズの9.7インチ、Wi-Fi版で比較すると、本体437gとSmart Keyboardの230gで計667gとかなり軽量。

まぁカバー込みでガッチリ固定されている分、膝に乗せての操作もかなり安定していてよいのですが、もう少し軽量化してほしかったなと思っています。

総評:安定感抜群!第5世代iPadをノートPCライクに利用したいならこれがベストバイ

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価格は結構しますが、製品の作りから文字の打ち心地まで、サードパーティ製と思えないほど、安定感抜群です。

第5世代iPadには、iPad Proの純正Smart Keyboardのようなキーボードとカバー一体型の専用品がほとんどなく、PCライクに使うことが難しかったのが欠点でしたが、このiK1052の登場により、それが補えるようになりました。

ブログや原稿作成、議事録作成、学校の講義メモなどのタイピングメインの利用であれば、わざわざ「iPad Pro+Smart Keyboard」といった高価な選択肢でなくても、これだけで十分です。

第5世代iPadをPCライクに利用されたい方は、これが間違いないので、ぜひご検討されてみてはいかがでしょうか。

参考:Logicool 公式