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2017年はスマートスピーカーが楽しみ!注目の製品の特徴をまとめてみた

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海外、特にアメリカではもうすでに「Amazon Echo」や「Google Home」を中心に様々なスマートスピーカーが発売されており、かなり普及しています。

そんな中で日本ではSiriを中心とした、スマートフォン内蔵型の「パーソナルアシスタント」はあるのですが、まだAmazon Echoのような「設置型の音声アシスタント専用端末」はなく、遅れを取っていると言えます。

しかし、様々なニュースを見ていると、いよいよこの2017年に、様々なこの「音声アシスタント専用端末」、とりわけその代表作といえる、スマートスピーカーが各社から発売される可能性が高いため、どのような製品が出てくるのかをまとめていきたいと思います。

スマートスピーカーを導入するメリット

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img via Amazon

音声アシスタントはSiriやGoogleアシスタントを中心に、すでにスマートフォンに導入されており、わざわざ専用端末を購入しなくてもそれを利用すればいいんじゃないの?という疑問はあると思います。

しかし、この音声アシスタント専用端末を別途購入する大きなメリットがあると考えられます。それは、以下の2点です。

ハンズフリーで操作が可能

スマートフォンを探して、手に持って・・・といった所作は必要ありません。 ただ端末のある場所で、喋ればよいだけなのです。 料理中や運転中の時など、手が離せないタイミングでは非常に重宝しそうですね。

また、スマートフォンのような小さい画面上で指を使って文字打ちなどの操作をする必要もなく、どんな体勢でも操作可能なため、カラダが疲れないというのもポイントです。

これがより進化&普及し、操作できる対象が増えれば、もはやスマホを手に取るという所作自体がめんどくさくなる、という状況を作り上げるほどの可能性を秘めています。

すべての情報が音声で回答される

スマホに搭載されている音声アシスタントの場合、一部の回答情報がディスプレイに表示されたりします。

これはスマホの画面を見ることができる状況ならば別に良いのですが、そうでない場合、回答がわからないことがあるんですよね。

音声アシスタント端末の場合、必ず音声で回答が返ってくるので、例えば目をつぶっていても情報を取得することができるわけです。 目が疲れている時や寝ようと目をつぶっている時にも、操作可能なのが良いですね。

ディスプレイに溢れる現代社会、これができるのは結構大きいのではないかと考えています。

2017年度に発売が噂される最注目のスマートスピーカー4選

さて続いて2017年に発売が噂される各社の製品の中で特に注目したいものを見ていきたいと思います。

Amazon Echo(Alexa)

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このスマートスピーカーのジャンルにおいて、海外で最もホットな製品となっているのが、このAmazon Echoです。 自社の音声認識AIサービス、「Alexa」を搭載したスマートスピーカーとなっています。

2014年にすでに登場しており、このスマートスピーカーの業界ではパイオニア的な存在になっています。 先行者としてのメリットもあり、現在では業界標準のような位置づけとして君臨しています。

このAmazon Echoの大きな特徴は、以下の3点と考えています。

  • 業界標準であり、「スキル」(Alexaを有効活用するためのツールキットのようなもの)や各種IoT製品との連携が豊富なこと。
  • 音声を発してから回答までのレスポンスが早いこと。
  • No.1 ECサイトである自社サービスを活かし、音声だけであらゆる商品を購入できること。
特にこのような音声アシスタント製品は、様々な対象を操作することが一つの目的であるため、他社との製品連携が豊富であることは、大きなメリットです。
日本での発売は未定ですが、すでにスマートフォンのAmazonアプリやFire TVシリーズで、Alexaの技術を利用した日本語の音声検索が可能なこと、競合製品のタイミングを考えると、早くて2017年秋、遅くとも2017年中には発売される可能性が高そうです。
果たして日本でも業界標準のような存在になれるのでしょうか。2017年のAmazonには目が離せませんね。

Google Home(Googleアシスタント)

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img via Introducing Google Home

海外でAmazon Echoシリーズに引けを取らないスマートスピーカーが、この「Google Home」です。 発売は2016年11月からとAmazon Echoに比べかなり遅れを取っているものの、Googleは以前からAIファースト戦略を打ち出しており、この分野にもグイグイ参入してきています。

このGoogle Homeの今後には特に期待できます。その理由は以下3点の通りです。

  • 検索を中心としたGoogleが培ってきた資産をフル活用できる。
  • Webから培ってきている情報のアーカイブ量が桁違いであり、言語の認識精度に期待ができる。
  • Googleの豊富かつ実用的なWebサービス、ツールとの連携
まだまだこれからというところですが、Googleには過去に培ってきた豊富な資産があるので、それといかに組み合わせて付加価値をつけていけるかがポイントとなりそうです。
日本でもGoogle I/O 2017で今年後半に発売される旨が発表されています。

Google

▼購入しました!

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LINE WAVE(Clova)

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img via Line

日本での利用という点において、特に注目したいのがこの「LINE WAVE」です。 日本では非常に多くの人が利用しているSNS「LINE」から、スマートスピーカーが2017年夏より発売されることが、LINE社のニュースリリースで明らかになりました。(スマートディスプレイ「Face」も同時発表されています。)

私は、この先行体験版を購入しましたので、到着したら速攻でレビューしたいと思います。 (ソフトウエア不具合により発送がかなり遅れているようですが・・・一応本日8月23日から発送開始で確定したようですね。)

このLINEから出るスマートスピーカーへの期待として、日本という国にローカライズされることが挙げられます。

日本って、ガラケーがまさにそれですが、何かとガラパゴス化していますよね。LINEアプリもその一つだと思っています。 このような国の特性から考え、日本専用のサービスや家電製品との連携という意味では、ローカライズ戦略に優れるLINE社の「LINE WAVE」に最も期待が持てます。

また、日本語への対応という意味では、コミュニケーションサービスとして培ってきた情報量に期待ができます。 この業界の2大巨頭であるAmazonはECサービス出身であり、Googleも検索サービス出身であるため、スマートスピーカーの目的として、「日常を便利にすること」が主体となっているように思います。

SNSという、コミュニケーションという一種の娯楽要素が主軸となるサービス出身として参入するのは、LINEが最初といえるので、これに注力したサービスを出してほしいと思っています。

携帯電話やゲームでもそうですが、IT関連業界において、コミュニケーションに重きをおいているモノやサービスが流行・浸透するパターンがとても多いので、このような面からも「LINE WAVE」には大いに期待が持てるわけです。

個人的には、今回の記事で掲載している製品の中で、最も期待しています。

LINE FRIENDS STORE ONLINE

▼購入しました!

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HomePod(Siri)

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img via Apple

2017年6月6日に開催されたWWDCにおいて、Siriを搭載したスマートスピーカー「HomePod」が発表されました。 Siriはスマートフォン市場で日本において最もシェアが高いiPhoneにも搭載されており、2011年発表のiPhone4Sと古くから利用されているので、最も利用イメージがしやすいかと思います。

しかし、すでにiPhoneで古くからSiriが使えるのにも関わらず、わざわざスマートスピーカーとして発売するのはなぜでしょうか。 その理由としては、AI&IoT戦略を一層広げるための「家庭内必需品」の位置づけに立つためであると考えています。

さてこのHomePodの特徴は、どのようなものになっているのでしょうか。主に以下が挙げられると考えます。

音楽への注力

スピーカーの音質が良いことを特徴としていること。またサービスとしてはiTunes(Apple Music)やPodcast等、培ってきた過去資産が豊富であること。

iCloudによる統合管理と連携

初期設定〜各Appleデバイスへのシームレスな連携が可能であると想定されること。 また、HomeKitを中心とした、他IoTデバイスとの連携に優れること。

個人的には、家にApple製品やHomeKit関連製品が多いので、Apple製品やHomeKitとの連携に期待していますが、さすがのApple製品、価格が349ドル(約38,000円)と、競合製品と比較し約2倍なのがネックではあります。

HomePod - Apple

その他注目のスマートスピーカー

ここまではスマートスピーカー界隈で比較的メジャーな製品となっているものについて、掲載してきました。ここからは、その他注目に値する製品について見ていきたいと思います。

MicrosoftのAIアシスタント「Cortana」を搭載した「Invoke」

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img via Harman Kardon Invoke

Invokeは、MicrosoftのWindowsに標準搭載されている、AIアシスタント「Cortana」のエンジンを利用し、オーディオ機器メーカーのHarman Kardon社が製造するスマートスピーカーです。

これの特徴として第一に考えられるのは、ズバリ「Skype」の標準搭載でしょう。さすがCortanaを利用しているだけのことはあります。 まるで無料かつ電話番号をプッシュする手間のない固定電話として利用することが可能になりそうですね。

その他にもOutlookのスケジュールやTodo管理にも利用することができるようです。 普段MS製品を多用する方には重宝されそうですね。 発売はアメリカで2017年秋より開始となる予定です。

Harman Kardon by HARMAN - スピーカー/ヘッドホン

Xiaomiの格安スマートスピーカー「Mi AI Speaker」

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  img via Xiaomi

最近めきめきと頭角を表している中国Xiaomiからもスマートスピーカーが発表されています。

最大の売りはその圧倒的な安さです。なんと「約5,000円」と競合製品と比較してもダントツです。 気になるのは性能的なところで、安かろう悪かろうとならないかが心配です。

こればかりは現時点で中国市場でしか発売されないのでなんとも言えないのですが、最近のXiaomiの製品はスマホからノートパソコンまでクールな製品が多く出ているため、期待は持てます。

小米AI音箱 - 小米商城

Sonyのロボット風スマートスピーカーXperia Agent

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img via Xperia Agent CONCEPT

かつてMWC2016でお披露目された、「スマートプロダクツ」シリーズのXperia Agentです。これもスマートスピーカーの一つとして捉えています。 他にはない最大の特徴としては、プロジェクター機能ですかね。

ディスプレイ搭載という面ではAmazonの「Echo Show」がすでに世に出ていますが、こちらはディスプレイでなく、プロジェクターであることが未来的に感じます。基本は音声回答ベースに、必要とあらばディスプレイを投影してくれる融通の利き具合が便利そうですね。

また、Sonyの製品なので、日本における家電との連携という面では一日の長があるため、この部分でも期待が持てる製品です。 ロボットのように本体が左右に動いたりもするので、デザイン面含めても今回挙げた中では一番クールで工夫を感じると思える製品です。

Xperia™ Agent CONCEPT, Xperia Ear Open-style CONCEPT & more new Smart Products - Sony Mobile (Global UK English)

Facebookも開発に取り組み中?

7月末のDigiTimesの報道によれば、Facebookが15インチタッチパネルディスプレイを搭載したスマートスピーカーを開発中とのことです。

これは、画像表示により焦点を当てるため、このような大型ディスプレイを搭載しているとされています。(タブレットと差別化が図れるのだろうが・・・?) それ以外にもFacebookメッセンジャーでも便利に利用できそうですね。

発売は2018年第3四半期(1月〜3月)を予定しているようです。

先述したLINEと同様に「コミュニケーション」が基軸となるであろうサービスであり、何より最大手のFacebookであるため、個人的に注目しています。

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日本での普及なるか?2017年のスマートスピーカーの動向に目が離せない!

さてこのスマートスピーカー、海外ではかなりヒットしておりますが、日本での普及となるとどうでしょうか? 日本では、特に音声操作というのがあまり普及していない気がします。

アメリカのように、車社会ではなく電車が主流なので、音声で操作するというシーンが少なく、人前では恥ずかしいという印象が色濃くあるような気がします。

しかし、このスマートスピーカーは、基本的に家で使うものなので、コレの導入が増えれば、音声操作は当たり前のように浸透していくことに期待します。

また、普及にあたっては、キラーとなるIoT機器やスマートホームを実現する製品も必要になってくるでしょうね。 これも同様に、スマートスピーカーが普及がトリガーとなり、より一層IoT製品が発展することに期待しています。

エアコンやテレビのように、スマートスピーカーも1家に1台というところまで普及してもらいたいですね!