BENRI LIFE

テクノロジーの力で「便利」を追求するブログ

「wena wrist」の実用性は極めて高い。現代のスマートウォッチが取るべき最適なアプローチだ。

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スマートウォッチのwena wrist、クラウドファンディングで先行購入しており、一年半近くに渡ってメインのスマートウォッチとして常用しており、とても重宝しています。

発売からだいぶ経っており今更ながらではありますが、普段利用している視点からwena wristの素晴らしさをレビューを含め語りたいと思います。

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▲平日はwena wrist、休日はApple Watchのローテで利用しています。

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▲肝となるFelica部分。

雑に使ってきたからか、結構傷んできたなぁ…そろそろ文字盤交換しようかな…

wena wristとは

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wena wristとは2015年8月にSonyが運営するクラウドファンディングサイト:「First Flight」にて資金調達に成功し、2016年6月に一般発売も開始されたスマートウォッチです。

従来のアナログ型時計のデザインのままに、バンド部分へスマートウォッチの機能を集約した製品となります。

そのバンド部分に搭載されている機能は、Felica内臓による電子マネー機能、通知機能、活動量計(歩数計)と、スマートウォッチならではのメリットを生かせる3つの機能に限定されています。

なお、2017年7月3日に、電子マネー機能を搭載したレザーバンド、「wena wrist leather」「wena wrist ステンレスバンド」単品販売も開始しています。

通常wena wristを購入するには、最も安いスタンダードモデルで44,880円(税抜)必要でしたが、今回の単品販売により、ステンレスバンドが¥33,880円(税抜)、レザーバンドが8,380円(税抜)で購入できるようになりました。 これによりwena wrist導入のハードルが下がり、他にお気に入りの時計がある人にも購入しやすくなっているのがポイントです。

時計面はアナログ、バンド部分をスマート化。このアプローチが素晴らしい。

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まず私が感動したのが、その見た目です。ぱっと見では普通のアナログ時計にしか見えません。

スマートウォッチのような未来感のあるデザインもよいと思うのですが、スーツ着用時のような伝統的でフォーマルなファッションにはやはりアナログ時計が1番です。

また、文字盤はアナログなので、通常のスマートウォッチと異なり時計表示部分は充電を気にせず利用できるのもポイント。実利用観点からするとこれはかなりありがたいんです。

今までは文字盤部分もセットで購入しなければいけなかったのですが、単品販売により仕様が合えば、自分のお気に入りの時計もスマート化できるというアプローチをとりやすくなったのがよいですね。

注記:wena wrist純正の文字盤以外はサポート対象外のようなので、以下のヘルプガイドなどで事前に仕様をしっかり確認することをお勧めします。
※参考:ヘルプガイド

機能の絞り方がうまい。スマートウォッチ利用において「本当に必要なもの」を開発者はよく理解している

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wena wristは、上述したようにFelica内臓による電子マネー機能、通知機能、活動量計(歩数計)の3つの機能に限定されています。

私は他に4つほどスマートウォッチを購入し利用してきたのですが、この超小型のガジェットに、上記以外の余計な機能は必要はないですね。 あの小さい画面をじっくり見て操作するということだけで、ストレスが溜まってしまいます。

強いて言えば心拍数測定機能があるとよかったなぁとは思うくらい。(日常生活のストレスチェックとかをやりたい。)

スマートウォッチの機能は基本的にスマホで代替できるので、手がかかる操作はスマホでやればよく、スマートウォッチはスマホの補助的に必要最低限のものがあればいいのです。 wena wristはその「必要最低限」をうまく集約できています。

プロジェクトリーダーの對馬氏はガジェット大好きな方のようですが、まさしく現代の技術におけるスマートウォッチの用途、本質を理解し、それを形にできているなと思います。

特に今回新発売となった「wena wrist leather」にもそれが現れています。この製品の最も重要で他のスマートウォッチと差別化できる機能である「電子マネー機能」のみ選択したのは本当に潔いし賢明。

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充電不要であり、レザーの自然さ・デザイン性を全く損なうことなく最も重要なこの機能を残したのはうまいな〜と思います。

バッテリー持ちがとにかく長い。

一般的なスマートウォッチはもっても3日間程度ですが、wena wristは5日間持ちます。

機能を必要最低限に絞っていることやディスプレイを搭載していないことがこれに寄与しているものと考えられます。

この「5日間」というのが絶妙な設定で、つまり平日は充電しなくて良いということです。 フルタイムの仕事がある人は充電することを意識する必要なく利用できます。

私もwena wrist以外に様々なスマートウォッチを利用してきたのですが、忙しい平日に充電するという作業が追加されるだけでもかなり手間です。 このスマートウォッチとバッテリーに関する意見は、過去記事にもまとめていますので、こちらもご参照ください。

benrilife.hatenablog.com

唯一の欠点。Suica未対応だけはどうしても何とかしてほしい。

wena wristの電子マネー対応サービスは、iOSの「おサイフリンク」アプリに依存しており、以下のサービスに対応しています。(おサイフリンクご利用ガイドより抜粋)

  • ANA スマートフォンSKiPサービス
  • ゴールドポイントカード
  • QUICPay
  • iD
  • 楽天Edy
  • モバイルdポイントカード

(ちなみに私はQUICPayを多用しています。) 上記でお気づきになるかと思いますが、「モバイルSuica」には対応していません。 通勤の際にこれおが利用できず、常用していて唯一ここだけは不満であり、何とか対応してほしいと思う点なのですが、 公式FAQには以下の記載があります。

Q.Suicaには対応していますか? A.対応しておりません。フェリカネットワークス株式会社が提供している おサイフリンク アプリが現在Suicaに対応していないため、Suica検定を受験する段階にありません。

どうやらボトルネックになっているのは、決済に用いるおサイフリンクアプリがSuicaに未対応である点のようです。

さらに以下のインタビュー記事においては、Suicaのアンテナ特性による技術的課題もあるとされています。

―――おサイフケータイといえば改札を通るイメージがありますが、Suica未対応となっている理由は。今後の対応予定は。 對馬さん:フェリカネットワークスさんのシステムを利用して、iOS専用の「おサイフリンク」アプリによっておサイフ機能を実現しています。このアプリがSuicaに対応していないためです。ログと通知はwena専用アプリから設定できるのですが、おサイフケータイへのチャージは別途「おサイフリンク」アプリを利用することになります。

すまほん!!より引用:開発者に訊く:腕時計「wena wrist」が作る未来。デザインのこだわりからおサイフケータイの挙動まで

「Apple Watch Series 2」は対応できており、しかも開発元は、FelicaのメーカーであるSony。これさえ対応してくれれば、電車の改札やSuicaでしか決済できない店舗など、もっと利用シーンが増えるのに。。。

一刻も早く対応してくれることを願っています。

wena wristは現代のスマートウォッチの最適なアプローチを取っている

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さて、今回の記事では日頃利用しているwena wristの特徴・レビューをさせて頂きました。

このwena wristは現在の技術から取れるスマートウォッチのベストなアプローチと私は考えており、もっとこのようなバンド部分にスマートウォッチの機能をもたせた製品が増えるとよいなと思っています。

すでにお気に入りのアナログ時計を持っているが、スマートウォッチにも興味がある方は、wena wristをぜひ検討して見てください!

[wena project] wena wrist Three Hands Silver WN-WT01S

[wena project] wena wrist Three Hands Silver WN-WT01S

画像: wena wrist